宿泊施設建設予定地はまだ山林でありそこを崩し用地造成、そしてそこまでバスが通れる道路と上下水道、電気、電話および温泉送水管を敷くことになります。公園造成予定地には農産物直売店の近くの道路から行くことができました。甲子園球場と比べられる荒野が広がっています。この平地は芝生公園予定でしょうか。40年前 近くの榛原中学校へ通学していました。そのときはまだ ひのき坂の住宅地はなくこのような荒野が出来きて放置されてきた経緯は分かりません。大きな開発事業の後の負の遺産であろうことを想像します。榛原(はいばら)は古事記 日本書紀 万葉集の舞台となった伝承ある地域なのですが開発事業はそのほとんどの景観や植生を配慮を一切せずに破壊してきました。榛原は「はりはら」と読め 古代には ハンノキがたくさん繁っていたでしょう。
私は宇陀市が計画した観光振興目的の宿泊所および公園造成ではなく 100年、200年計画の古代の植生の森を育成する自然環境復原事業を望みます。