奈良へ久しぶりに行きました。地下の駅から上がった広場は少し汚れが目立つけれど人が行き交い托鉢の僧やストリートライブする人もいて自由な空気が有りました。でもそこを奈良の玄関口としてもっときれいにしたいと奈良県発注し大屋根を建設中です。托鉢僧は建設現場の覆いの側に一人立っていました。平城京跡に復原された大極殿前広場では国が大規模な整地工事中です。このように現代の技術により整備され真新しくそして美しくなります。でもこれは私たちの自由が失われていくことではないでしょうか?完成すればその場所の決まりごとが増えるでしょう。神仏に祈りを捧げながら自らの足で遠い道を歩き続けてきた先人のことを忘れ、ふるさとをそのままで残す知恵を無くしました。