宇陀市榛原にあります伊勢本街道と伊勢あお越え街道の分岐点にある家は江戸時代に本居宣長が宿泊した旅籠「あぶらや」でした。著書 菅笠日記に書かれているそうです。でも近年、家人の方は裏に新しい自宅を建てられ旧旅籠は閉めきったままが続いていました。昨年、宇陀市はその建物の改修工事工事を行い完成しています。その経緯は全く市民に知らされていません。中が一般公開されるかどうかもわかりません。外観を見たところ木材にペンキが塗られていました。江戸時代にペンキがあるはずもなく、旧旅籠を歴史をとどめた文化遺産として修復したのではないことがわかりました。宇陀市は観光施設の一つとして改修工事を行ったと思います。私はペンキ塗るのは間違っていると思う。